胃カメラ検査

胃カメラは受けるべき?このような方はご相談ください

西宮市で胃カメラ検査ならさかお内科・消化器内科
  • 吐き気がある、胸やけがする、げっぷが何度も出る
  • お腹が空いているとき、食べた後になると、みぞおちが痛い・重く感じる
  • 喉や胸に、何かが詰まっているような感覚がある
  • 喉がイガイガして咳が出る
  • 黒くて粘っこい便(タール便)が出た
  • 慢性胃炎だと診断された方
  • ピロリ菌検査で陽性だと言われた方
  • バリウム検査で「要精密検査」が出た方

これらに当てはまっている方は、放置せずに胃カメラ検査を受けましょう。
胃カメラ検査を受けると、消化器疾患の治療や診断が早くできます。胃がんの早期発見・治療・予防にもつながりますので、当てはまる方は早めに西宮市のさかお内科・消化器内科クリニックまでご相談ください。

胃内視鏡(胃カメラ)検査とは?受診の重要性

胃カメラ検査(=上部消化管内視鏡検査)とは、先端にCCD(超小型カメラ)が付いている直径1cm程度のスコープを胃の中に入れる、電子スコープ検査です。
複数の研究結果によると、胃カメラ検査は、胃がんの死亡率の減少に有効だと報告されています。特に50歳以上の方は、定期的に胃カメラ検査を受けることを推奨します。受ける頻度は、2~3年に一度とすると良いでしょう。
ただし、胃カメラ検査はメリットだけでなく、前処置として行う咽頭麻酔によるショックや穿孔・出血などのリスクもあります。合併症がひどい場合は、速やかに対処しなければなりません。
西宮市のさかお内科・消化器内科クリニックでは検査時の合併症が起こった場合でも、速やかに対処できる環境を整えています。
検査のメリットだけでなく、そういったリスクについても丁寧にお伝えしていきますので、分からないことがありましたらお気軽にご相談ください。

当院で行う内視鏡検査の特徴

鎮静剤を使用した苦痛のない検査が可能

西宮市のさかお内科・消化器内科の胃カメラ検査は鎮静剤を使用しています

西宮市のさかお内科・消化器内科クリニックでは鎮静剤を使用した胃カメラ検査を実施しています。ウトウトしているような状態で、胃カメラ検査を受けていただくことができるため、検査時の痛みや苦痛を我慢する必要はありません。意識も身体もリラックスした状態になるため、従来の方法よりも短時間でお終わらせることができます。
スコープも従来のものよりも細くなっているため、患者様自身への負担も軽減されています。

経鼻内視鏡でストレスの少ない検査

西宮市のさかお内科・消化器内科クリニックでは経鼻内視鏡にも使用できる、5.8mmの細いスコープを採用しています。ちなみに、口から入れるスコープの直径は9.9mmですので、比較するとかなり細いと言えます。
口からスコープを入れる経口内視鏡だと、スコープが舌の付け根を圧迫してしまうため、嘔吐反射(オエっとする感覚)が起こりやすくなります。当院では検査時の不快感や嘔吐感を少しでも減らすために、鼻から挿入する経鼻内視鏡も選択して頂けます。
スプレータイプの局所麻酔でも行えますし、検査中に医師と話すこともできます。
※鼻の通り道が狭い方は、口から挿入する方法で行う可能性があります。

苦痛の少ない経口胃内視鏡

西宮市のさかお内科・消化器内科クリニックの胃カメラ検査は、患者様の症状やお身体に合わせて経鼻・経口を選択が可能です。
経口内視鏡の場合は、最新の小型マウスピース「エンドリーダー」を使用し、スコープ(カメラ)が舌根に触れて嘔吐反射が起こる現象を防ぐことができます。また、マウスピースとチューブの間に舌圧子を着用するため、マウスピース咥えることが苦にならない仕様になっています。
このマウスピースはディスポーザブルタイプですので、衛生的で安心な検査を実現します。

高精度な内視鏡システム「LASEREO 7000システム」を導入

富士フイルム社の最新モデルである『LASEREO 7000システム』を導入しています。
この機器には、2つの波長のレーザー光源による、粘膜構造や毛細血管のわずかな変化を強調して見せるBLIをはじめ、FICE(分光画像処理機能)や、LCI(赤い色の部分を強調して見せる機能)など、ほんのわずかな病変でも発見できる高性能な機能が搭載されています。
4種類の観察タイプがあり、それを手動で切り替えることができるため、スピーディにかつ、ハイレベルな検査が実現できます。
検査を担当する院長は、消化器内視鏡専門医・指導医です。高度な知識やスキルを活かして質の高い検査を提供していきますので、ご安心ください。

当日の検査も可能

最後に食事した時間や、予約の状況などによっては、初診当日に検査を受けていただくことができます。
急性症状が現れた方や、できるだけ早く検査を受けたい方は、お気軽にお電話ください。

完全個室での対応

胃カメラ検査前は完全個室での対応

他の患者様の目を気にせず検査を受けられるよう、個室をご用意しております。専用ロッカーと更衣室、専用トイレ、検査後にお休みいただけるリカバリールームも併設しております。

一貫した専門医による検査・生活指導

一貫した専門医による検査・生活指導

西宮市のさかお内科・消化器内科クリニックの胃カメラ検査は全て、日本消化器内視鏡学会専門医である院長が担当しています。
正確なスキルと知識を活かし、患者様に安心かつハイレベルな検査を提供できるよう努めて参ります。

胃カメラ検査でわかる病気

胃カメラ検査では、胃はもちろんのこと、食道や十二指腸を調べることも可能です。
従来のバリウム検査では発見が難しかったわずかな病変も見つけ出せるうえ、生検(=発症している部位から組織を採取し検査すること)を行うこともできます。
生検は、あらゆる疾患の早期発見・確定診断に有効とされています。
早期のがんは自覚症状に乏しいため、胃カメラ検査で見つけ出す必要があります。
がんのリスクが高くなる40歳になりましたらぜひ、年に一度はカメラ検査を受けましょう。

食道がん

食道がんは、タバコをよく吸っている方や、飲酒の習慣がある方に多く見られる疾患です。進行がんになるまでの間は、ほとんど自覚症状が現れません。
また、食道は胃や大腸と違って、一番外側に漿膜(しょうまく)がありません。そのためリンパ節や他の臓器へ、がんが転移しやすいとされています。
さらに、食道の外科手術は難しく、身体にも大きく負担がかかります。早期がんでしたら内視鏡治療でも治せますので、早期発見・治療に努めることが重要です。

逆流性食道炎

食道は胃と違って、胃酸から守る機能が備わっていません。そのため胃酸が逆流すると炎症を生じ、逆流性食道炎になってしまいます。逆流性食道炎は、食道や胃の蠕動運動の低下、加齢、肥満、食道裂孔ヘルニアなどによって発症します。
主な症状としては、胸焼けや胸の痛み、喉の痛み・違和感、咳、喉のつかえ感、声枯れ、睡眠障害などが挙げられます。
重症化すると食道が狭くなり、食事にも支障をきたすようになります。
炎症が長引くと食道腺がんのリスクも上昇するため、早めの治療が重要です。

治療では胃酸を抑える薬を用いる薬物療法と、生活習慣の改善を行っていきます。

胃がん

胃の粘膜表面から生じるがんです。発症しても初期段階では無症状のままで、進行しても軽い胃炎程度の症状しか現れません。そのため見つけ出すには、胃カメラ検査を定期的に受ける必要があります。
がんの進行度合い(深達度)は4段階に分かれており、T1~T4までの段階があります。早期の胃がん(深達度:T1)は粘膜または粘膜下層に留まっており、転移する可能性はほとんどありません。粘膜表面にとどまっている程度のがんでしたら、内視鏡治療で完治できます。
時間の経過とともに、粘膜表面から粘膜下層、筋層、漿膜下層へ浸潤していきます。さらに悪化すると、肝臓やリンパ節にも転移してしまいます。
進行胃がんになると内視鏡治療ではなく、開腹による外科手術や抗がん剤などが必要になります。

胃がんについて詳しく

胃潰瘍

胃の粘膜が傷つき、深い所の組織までなくなってしまう状態です。鎮痛解熱剤の飲みすぎや、ピロリ菌などによって発症します。典型的な症状は、胃痛です。
放っておくと胃に穴が開いたり、大量出血を起こしたりする危険性があるため、早めに治療を受ける必要があります。ピロリ菌に感染している場合は、除菌治療を優先して行い、胃潰瘍の根治と再発を防いでいきます。
脳梗塞や狭心症、心筋梗塞などの治療で用いる薬の中には、胃潰瘍を引き起こすものもあります。それらの服用もできるよう、きちんと薬の処方を見直すことも必須です。
また胃がんと症状が似ているため、しっかり見極めていくことも重要です。

ヘリコバクターピロリ菌

胃の中に住む細菌の一種です。感染者若年層よりも高齢者に多く、日本人の感染率は50%程度だと言われています。
ピロリ菌に感染している方(または過去に感染していた方)は、そうでない方よりも胃がんのリスクは約150倍も高くなります。
検査で陽性が出た方は除菌治療を受け、除菌治療が終わった後も、定期的に胃カメラ検査を受けて胃がんの有無を調べることを推奨します。

ピロリ菌検査について詳しく

胃アニサキス症

「胃アニサキス症」とは、アニサキスに寄生している生魚を食べることで発症する疾患で、感染すると激しい胃痛が起こります。
アニサキスとは、サバやアジ、イカ、サケ、タラ、カツオなどに寄生している寄生虫です。肉眼で見えるほどの大きさをしているため、食べる前にきちんとチェックしておけば、生食しても感染するリスクはほぼありません。感染を予防するには、徹底した冷凍や加熱が有効だとされています。
アニサキスは人間の体内で生息することはできないため、時間の経過とともに症状は治まります。しかし激しい痛みを伴うため、早めに内視鏡専門医がいる病院へ受診することをおすすめします。
当院では、内視鏡でアニサキスを除去することもできます。生の魚を食べた後に、激しい胃痛に襲われた方は、速やかに当院へご連絡ください。

十二指腸がん

胃と小腸を繋いでいる十二指腸にできる癌を、十二指腸がんと呼びます。胃がんなどと比べると発症頻度が極めて低いため、希少がんに属します。 早期の十二指腸がんは、自覚症状がありません。リンパ節への転移はほとんどないため、腫瘍の切除で根治が可能です。進行すると粘膜下層に広がり、転移する可能性もあるため、内視鏡検査による早期発見が重要となります。

十二指腸潰瘍

十二指腸の粘膜が傷つき、潰瘍化してしまう疾患です。主な症状は腹痛です。放っておくと十二指腸に穴があいたり、多量出血を起こしたりします。
ピロリ菌が主な原因で、若年層にもよくみられる疾患です。まずはピロリ菌検査を受けていただき、陽性が出た場合は除菌治療を選択します。胃潰瘍と同じように、胃酸を抑える薬を処方して治していきます。

胃カメラ検査の流れ

1検査前受診

診察

お腹の症状や現在の治療状況などをお伺いします。特に、過去に何らかの手術を受けたことがある方、心臓の疾患や脳梗塞などの既往歴がある方、妊娠中・授乳中の方、アレルギーなどをお持ちの方は、安全に治療を進めるため、色々細かくお聞きしていきます。

検査

感染症などの有無を確かめるため、血液検査を受けていただきます。 また、患者様によっては、心電図検査や腹部エコー、レントゲン検査なども受けていただく可能性もあります。

2ご予約

検査日を決めていきます。予約が確定したら、当日の検査における注意事項や、絶食する時間帯、お薬の服用中止などについて説明していきます。
当院では、胃カメラ検査は月~土曜日の午前10時から、午後は17:00受付で行っています。

当日予約にも対応していますので、ご希望の方は電話またはwebサイト(24時間可能)から予約をお取りください。

※診療の進行状況によっては、予定より早めにご案内することもあります。その場合は、当院からお電話にてご連絡します。

3当日

書類確認・手続き

事前にお渡しした同意書を確認していただき、手続きを行います。

前処置

前処置として、鼻または喉に局所麻酔を行います。

内視鏡検査

口または鼻から内視鏡を入れていき、食道や胃・十二指腸の状態を見ていきます。容態によっては、生検やピロリ菌の検査を行うこともあります。

合併症の確認

検査が終わりましたら、合併症(麻酔によるアレルギーや、口や鼻からの出血)の有無をチェックします。速やかに治療しなければならない状態だと判断した際は、診察室へご案内します。

4結果説明(2週間後)

検査で得た写真や所見についての説明をします。生検などの結果も、この時にご報告します。

よくあるご質問

胃カメラの検査はどれくらい時間がかかりますか?

検査は10分程度で終わります。ただし、当院は検査時の苦痛を軽減させるため、鎮痛剤を用いた検査を行っています。
そのため検査後は、個室リカバリースペースにて、30分~1時間ほど休んでいただいてから結果の説明を行い、ご帰宅となっています。予めご了承ください。

検査前日の過ごし方を詳しく知りたいです。

  • 夕食は、前日の20時までに終わらせてください。
  • 検査当日の朝食は抜いてください。
  • 水分は水や緑茶、スポーツドリンクにして、検査時間から1~2時間前までに補給してください、普段より多めに摂るよう意識してください。
  • 来院する直前に水分補給する場合は、コップ1~2杯までにしてください。
  • 普段服用している薬がある方は、検査前日までは通常通り服用してください。ただし検査当日は朝6時までに服用を済ませてください。
  • 糖尿病の治療薬とインスリンにつきましては、検査当日の朝に服用するのはお止めください。
  • 分からないこと、検査において不安なことは、検査前日までにご相談ください。しっかりご納得いくまで、ご説明します。

検査後に気を付ける注意点はありますか?

鎮静剤を用いた場合は、検査当日、お車の運転ができません。
脱水症状を引き起こす恐れがあるため、普段よりも水分はこまめに摂ってください。また、麻酔の効果によって、喉の違和感や飲み込みにくさなどが生じやすくなります。そのため、検査終了から30分程度は、飲食はせずにお過ごしください。
鼻水が出やすくなることがありますが、鼻は強くかまないようにしてください。

妊娠中・授乳中の検査は可能ですか?

当院では、妊娠中の方への胃カメラ検査には対応していません。必ず産婦人科・産科の主治医とご相談のうえ、検査を受けるようにしてください。
授乳中の方は問題なく検査を受けて頂けますが、鎮痛剤を用いるため、搾乳時間を調整していただく必要があります。検査前に一度ご相談ください。
医師・看護師と一緒に、検査当日の授乳のタイミングなどについて、お話していきます。

体調不良の時は、検査できませんか?

著しく体調を崩されている場合は無理せず、胃カメラ検査を休んで安静にしてください。
いったんお休みしていただき、体調が良くなってから、改めて別日に予約をお取りください。

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