胃カメラ検査のながれについて
当院で行っております上部内視鏡検査(胃カメラ)の手順についてご紹介します。大きく分けて診察の日、検査の日、結果説明の日と3段階に分けられます。
1.予約のための受診
2.検査日
3.結果説明の日
1.最初の受診の日
【診察】
まずは胃カメラを受けるにあたっての診察を行います。具体的にはおなかの症状でお困りの内容や現在の治療の状況を確認することから始まります。とくに手術などを受けられた方、心臓や脳こうそくなどの既往のある方、妊娠授乳中の方、アレルギーなどの体質をお持ちの方は詳細な問診が必要になります。
【検査】
診察後は必要に応じて内視鏡検査前に以下の検査を行います。
採血(感染症の有無など)
※必要に応じて心電図検査・レントゲン検査・腹部エコー検査などを行うことがあります。
【検査日の予約】
ご都合にあわせた検査日を予約します。このさいに当日の検査の注意事項や絶食のタイミング、お薬の中止の指示などを行います。
2.内視鏡検査当日
【必要書類の確認】
受診の手続きと同時に事前にお渡しした同意書を確認いたします。
【前処置】
検査を受けていただくための処置を行います。具体的にはお鼻やのどの麻酔(局所麻酔)を行います。
【内視鏡検査】
口ないし鼻から内視鏡を挿入し食道・胃・十二指腸を観察します。粘膜の状態に応じて病理検査やピロリ菌の確認を行います。
【合併症の確認】
内視鏡検査が終わられましたら内視鏡検査後の合併症(お薬によるアレルギーや口や鼻からの出血)がないことを確認します。すぐに治療の必要があると判断した場合にはその後に診察室へご案内いたします。
3.結果説明(内視鏡検査から約2週間後)
内視鏡検査時の写真や所見についてのご説明を行います。病理検査などの結果もこの際にお伝えします。
以上が流れとなります。すぐに内視鏡検査を受けたい、などのご希望がありましたら事前にご連絡をいただけますとスムーズです。
さかお内科消化器内科
☎ 0798(73)1001